『PC防災セミナー』開催のお知らせ
                主催:公益社団法人プレストレストコンクリート工学会
「大規模自然災害に対応可能なPC構造に関する研究委員会」

1. セミナーの目的

 2016年度で公募研究委員会としての活動を終了する「大規模自然災害に対応可能なPC構造に関する
研究委員会(略称:PC防災委員会)」の最終イベントとして,PC防災セミナーを開催いたします。各委員が
委員会活動を通して研究した内容をテーマごとに発表し,作成した資料を冊子として取りまとめて委員会の
最終報告書の一部とします。なお,この委員会主催のPC防災シンポジウムを2015年8月31日に100名に
及ぶ参加者のもとに東京大学武田ホールにて開催し、応募論文を含めて22題の論文を掲載したシンポ
ジウム論文集を発刊しました。本セミナーでは講演の応募をいたしませんでしたが、喫緊の課題の研究
成果を委員が発表いたしますので、是非多数の聴講者のご参加を期待しております。

2. セミナーの開催日時・場所・参加申込方法など
■開催日時 2017年3月3日(金)14:00~17:00
■開催場所 中央大学 後楽園キャンパス 6 号館3 階6301 号教室
〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27      案内図参照
■参加費 無料
■定 員 80名(先着順)
  参加お申込みの方は,4. 参加申込方法 をご覧ください。

3. セミナーのプログラム(予定)
(1)  開会挨拶  (委員長:首都大学東京 宇治公隆)
(2)  歴史的な大災害(津波,噴火)に関する調査報告 (横浜国立大学 小松怜史)
(3)  津波堤防の建設における設計(作用)の考え方 (中央大学 有川太郎)
(4)  コンクリート標準示方書改訂における津波作用に関する議論 (香川高専 林 和彦)
(5)  津波防災におけるPC 構造の可能性
  (a) PC 構造の特長
  (b) PC による人工地盤
  (c) PC による津波避難施設
  (d) 鋼管・コンクリート合成構造による防潮堤の建設状況
  (e) PC 構造による防潮堤の提案
  (f) 自立式PC 防潮堤の提案
  (g) 自己浮上式避難シェルターの提案
(各担当委員)
(6)  地方自治体(神奈川県)の津波への取り組みの状況報告 (横浜国立大学 鈴木崇之)
(7)  閉会挨拶 (副委員長:横浜国立大学 細田 暁)

4. 参加申込方法
 申込締切り3月2日(木)までに以下の事項を記載のうえ、メールまたはFAX にてお申し込みください。
なお,定員になり次第、締切りといたします。
(1) 申込先:公益社団法人プレストレストコンクリート工学会
   E-mail:kaiinka27*jpci.or.jp または FAX:03-3235-3370
   (メールを送る場合は、*を@に変えて送信してください)
(2) 記載事項:件名「PC 防災セミナー参加申込み」
   ご氏名(ふりがな)、ご所属、会員・非会員・学生別、E-mail アドレス,電話番号

5. その他
 土木学会継続教育(CPD)プログラムの認定を受ける予定です。