2017年度(第11回)コンクリート構造診断技術
講習および試験のご案内
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コンクリート構造診断士受験要件となる講習の方法が大きく変更されます。
全国3会場(東京、大阪、福岡)での講習会を廃止し、代わりにeラーニングによる講習を
実施したします。
<eラーニング変更に伴う優位性>
・遠距離からの講習会参加に伴う、時間的、経済的負担を軽減する。
・自宅や職場のパソコンで手軽にでき、また自分の好きな時間に講習が受けられる。
・何度も繰返し受講可能。 |
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当工学会認定資格「コンクリート構造診断士」が国交省制定の「公共工事に関する調査
及び設計等の品質確保に資する技術者資格」として登録されました!!
国土交通省が制定した「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する
技術者資格登録規程」に基づき、「コンクリート構造診断士」が技術者資格登録簿に登録さ
れました。今回の登録は橋梁(コンクリート橋)並びにトンネルの維持管理に関連するもの
であり、詳しい内容は、国土交通省ホームページ(下記参照)で公開されています。
○登録年月日
平成27年1月26日(第1回登録)
○登録の内容
①「橋梁(コンクリート橋)」の点検業務を行う担当技術者(品確技資第29 号)
②「橋梁(コンクリート橋)」の診断業務を行う担当技術者(品確技資第38 号)
○登録年月日
平成29年2月24日(第1回登録)
○登録の内容
①「トンネル」の点検業務を行う担当技術者(品確技資第191 号)
②「トンネル」の診断業務を行う担当技術者(品確技資第195号)
リンク:国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000098.html) |
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1.コンクリート構造診断士制度の目的 |
社会資本としてのコンクリート構造物には,橋梁,トンネル,ダム等の土木構造物,および事務所,集合住宅,倉庫等の建築構造物があり,ストックとして,すでに膨大な量に達しています。これらのコンクリート構造物は年月を経ると,いろいろな要因で劣化が始まりますが,適切な処置を講ずることにより構造物としての寿命を延ばすことが可能です。これらのコンクリート構造物を診断し,補修,補強を行うことによって,先人が築いた貴重な財産を永く供用していくことは,これからのわれわれが果たすべき重要な責務といえます。
21世紀は,維持管理が重要な時代となります。そのための技術者を早急に養成することが社会のニーズになっています。公益社団法人プレストレストコンクリート工学会は,永年にわたってプレストレストコンクリート(PC)とコンクリート構造物の建設,診断,維持管理に関する研究活動を行っており,多くの技術的な蓄積をもっています。これらを活用することによって,診断,維持管理に関する幅広い知識をもった技術者を養成し,社会に貢献しようとするのがコンクリート構造診断士制度の目的です。
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2.コンクリート構造診断士の役割 |
コンクリート構造診断士は,公益社団法人プレストレストコンクリート工学会が実施する「コンクリート構造診断技術講習(eラーニング)」を受講し,試験によってコンクリート構造に関する診断,維持管理に必要とされる高度の技術と知識を保有していることが認定され,さらに所定の手続きで登録された技術者に与えられる名称です。ただし,法に定められた資格ではありません。
コンクリート構造に関する資格のプレストレストコンクリート(PC)技士が,主として新設のPC構造物に関する計画,設計,施工に関わってきたのに対して,コンクリート構造診断士は,膨大な数の既設コンクリート構造物の診断と維持管理に関わるところが異なります。
コンクリート構造診断士には,コンクリート構造物を対象として,その劣化の程度を診断し,維持管理の提案を行うだけでなく,構造物全体としての耐力,耐震性能等の診断に関する助言や判断が求められることがあります。したがって,コンクリート構造診断士は,既設のコンクリート構造物の維持管理計画や調査,測定を行うために必要な構造に関する基本的な知識を有するばかりでなく,構造物としての構造性能の評価や判定に関しても,的確に判断して指導できることが重要です。
コンクリート構造診断士には,その高度の技術力と判断力に基づいた活動によって社会的な信頼を得て,多くの分野で重用され,活躍の場が広がるものと期待されます。
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3.基本方針 |
1)診断技術の対象は,コンクリート構造物全般におよぶ知識が要求されることから,資格の
名称を「コンクリート構造診断士」とします。
2)コンクリート構造物およびPC構造物の診断を行う専門的知識と高度の判断力を有する資格
を想定しますが,資格の取得を目指すエンジニアに対して門戸を広く開放します。
3)コンクリート構造診断士が有する技術的能力の公的な認知を高め,その水準を確保する
ために検定試験制度を実施します。
4)コンクリート構造診断士の継続的な技術研鑽と,制度の健全な運営を行うために,更新者 に対して、研修レポートの提出をしていただきます。 |
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4.コンクリート構造診断士資格取得の流れ |
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5.2017年度コンクリート構造診断技術講習(eラーニング) |
2017年度コンクリート構造診断士試験に先立ち,同試験の受験資格に受講が義務付けられているコンクリート構造診断技術講習(eラーニング)を行います。コンクリート構造診断士試験を
受験される方は受講が必要です。なお,この講習は,受験資格として2年間有効です。
受講される方は,表 - 1を参照し,講習(eラーニング)への申込みを行ってください。
コンクリート構造診断士試験の願書提出の際は,あらためて資格審査がありますので,ご承知おきください。 |
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1) 申込受付期間 |
2017年2月1日(水)~3月31日(金) |
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2) 申込方法 |
受 講 料:16,200円 (消費税含む)
上記受講料には、テキスト代,願書代を含みます。
送付書類:① 講習(eラーニング)申込用紙:「参加申込用紙」に必要事項を
記入したもの。
② 郵便局で購入した、上記受講料の郵便普通為替。
以上2点を同封して、下記申込先までお送りください。
eラ-ニング資料,テキスト,願書を送付します。 |
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3) 申 込 先 |
〒162-0821東京都新宿区津久戸町4-6(第 3 都ビル)
公益社団法人プレストレストコンクリート工学会 Tel:03-3260-2521
「コンクリート構造診断技術講習係」 |
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コンクリート構造診断技術講習(eラーニング) 参加申込用紙 |
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4)eラーニング講習アクセス先 |
eラーニング講習は下記からアクセスできます。
ただし、アクセスには、ID、PWが必要です。必ず、受講申し込みを行ってください。
https://eduself.jp/JPCI |
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6.コンクリート構造診断士 選考の基準 |
表 - 2 コンクリート構造診断士の選考の基準 |
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7.コンクリート構造診断士 検定試験 |
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1) |
試 験 日 |
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2017年7月9日(日) |
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2) |
試験実施会場 |
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東 京: TKP市ヶ谷カンファレンスセンター(東京都新宿区)
大 阪: 大阪YMCA国際文化センター(大阪市西区)
福 岡: 天神ビル(福岡市中央区) |
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3) |
試 験 方 法 |
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表- 3 コンクリート構造診断士試験について |
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受験資格
区分 |
試験時間 |
問題形式 |
出題の傾向 |
全員
必須 |
選択式問題
(90分) |
マークシート方式
(択一式問題)
40題程度 |
診断の基本,点検・調査,診断,
補修・補強,耐震診断・補強技
術,建築の耐震診断・補強技術
に関する設問 |
記述式問題
(120分) |
記述式
2問について解答
1問1600字程度 |
コンクリート構造物の維持管理,
診断,補修・補強に関する総合
的な技術力や考え方を問う内容 |
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4) |
願書(「受験申込の手引」を含む)配布および請求方法 |
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① 2017年eラーニング受講者
eラーニング申込時にeラーニング資料,テキストと一緒に送付いたします。
② 2016年講習会受講者
昨年,講習会を受講された方で,今年,試験受験資格の
ある方全員に願書を無料にて送付いたします。
3月末にお手元に願書が届かない場合には,PC工学会
コンクリート構造診断士試験係までご連絡下さい。 |
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8.願書提出期間 |
2017年4月1日(土)~5月30日(火)(当日消印有効)
受験申込書類は,書留郵便にて郵送してください。持参する場合は,
5月30日(火)16時までとします。 |
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9.願書提出時に必要な書類等 |
・コンクリート構造診士試験申込み書
・受験する資格の資格者証または登録証のコピー(受験資格区分:Aの場合)
・実務経歴書(受験資格区分:Bの場合)
(受験資格区分Bの ① ~ ④(表 - 1)の場合は卒業証明書が必要)
・顔写真(縦4.5 cm,横3.5 cm)(全員)
*提出書類の詳細については,「受験申込の手引」を参照してください。 |
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10.受験料と支払方法 |
1)受験料:10,800円
(受験申込み後の払戻しは,いたしませんのでご了承ください。)
2)支払方法:願書に同封されている郵便振替用紙(3連)を用い郵便局に払い込み,
「郵便振替払込受付証明書」を受験申込みの所定の位置に貼り付けてください。 |
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11.合否通知 |
1)受験者には,合否にかかわらず,2017年10月中旬に,直接本人に結果を
通知いたします。
2)「プレストレストコンクリート」誌上および本学会ホームページに合格者を掲載します。 |
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12.試験合格者の登録(新規登録) |
1)試験合格者に対して、「合格通知」とともに「登録及び資格者証交付申請書」を
送付します。
登録申込者には、登録のうえ「登録証書・資格者証」を交付して、「コンクリート
構造診断士」の称号を付与します。
2)登録の資格は、試験に合格した翌年の1月1日から有効となります。
3)登録手続きは、試験に合格した年の翌年から3年以内なら、登録受付期間に
申込みをすることができます。この場合登録有効期間は、試験に合格した年の
翌年から4年間です。
4)登録の申込み
登録期間 : 申込書類到着日(平成29年10月上旬)~平成29年11月10日(木)まで
5)登録料
新規登録料 : 16,200円(消費税含む) |
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13.問合せ・願書請求書送付先 |
〒162-0821東京都新宿区津久戸町4-6 第3都ビル5階
公益社団法人プレストレストコンクリート工学会 Te1:03-3260-2521
「コンクリート構造診断士試験係」 |
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コンクリート構造診断士年間スケジュール(2017年) |
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