活動内容
毎月1回編集委員会を開催し、①会誌の編集方針の決定、②会誌の編集に関する企画・調査、③会誌の原稿の執筆依頼および査読をおこなっております。
会誌の位置付け
1.会誌発行の目的
プレストレストコンクリート工学会誌『プレストレストコンクリート』は、プレストレストコンクリート技術の普及および振興を目的として発行する。
公益社団法人プレストレストコンクリート工学会の定款には、
第3条 本会は、プレストレストコンクリートおよびコンクリート構造に関する学術と技術の進歩、ならびに会員の資質の向上と国際的な情報交流を図り、もって社会の安全と発展に寄与することを目的とする。
第4条 本会は、前条の目的を達成するため、次に掲げる事業を行う。
(3)会誌その他プレストレストコンクリートに関する図書、印刷物の刊行
と明記されている。
2.会誌の位置付け
プレストレストコンクリート工学会誌『プレストレストコンクリート』(以下、会誌という)は、我が国唯一のプレストレストコンクリートの技術に関する総合専門誌である。したがって、会誌はプレストレストコンクリートの技術に関する最新の情報を読者に提供することばかりでなく、読者にこの技術の発展の方向性を示すことが、重要な役割となる。すなわち、会誌はプレストレストコンクリート技術のオピニオンリーダーとして位置付けられる。
3.会誌の対象
会誌の配布先は、個人会員、法人会員、賛助会員のほかに、官公庁や教育機関などの定期購読者がある。したがって、読者は学生から技術者、研究者など幅広い層にわたると想定され、読者の技術力もかなり差があるばかりでなく、購読の目的もかなり異なっていると考えられる。よって、会誌はこれらの読者のいずれにも偏らず、すべての読者を対象にして作られなければならない。
4.会誌の取り扱う範囲
取り扱う内容は、プレストレストコンクリートばかりでなく、鉄筋コンクリートや鉄骨コンクリートなどであっても、プレストレストコンクリートの技術が応用されているものであれば良いものとする。また、プレストレストコンクリートに関係すると認められるものについては、幅広く取り扱うものとする。
会誌の編集方針
1.編集の基本方針
- (1)わかりやすく、簡明な内容を目指す。
- (2)入門から最高水準までのバランスを取る。
- (3)プレストレストコンクリートの発展の方向を常に念頭に置く。
- (4)技術の国際化に対応する。
- (5)土木分野と建築分野のバランスを取る。
- (6)資料としての価値の高い特集号の編纂に力を入れる。
2.各巻の構成
プレストレストコンクリートは、一般号と特集号を1年に6号(冊)発行する。
この内訳は、原則として一般号を3号(冊)、特集号を3号(冊)とする。
必要と認められた場合には、特別号を発行することができる。
発行日は、1号が1月下旬、2号が3月下旬、3号が5月下旬、4号が7月下旬、5号が9月下旬、6号が11月下旬発行を原則とする。特別号の発行日は適宜設定する。
3.特集号
特集号は、会員の中で関心が集まりつつある特定のテーマについて、最新の情報を取りまとめ、将来の方向を探る目的を主体に発行する。依頼原稿を主体とするが、投稿原稿も含めることができる。
編集方針は、以下のとおりである。
- (1)特定のテーマについて、最新の情報を取りまとめる。
- (2)テーマについて、原則として入門から最高水準までの範囲を網羅する。
- (3)テーマについて、将来への方向づけをする。
- (4)テーマについて、会員の関心を呼び起こす。
- (5)テーマに関する総括的な記事を掲載する。
- (6)建築分野について、その成果を年1回以上集約する。
- (7)その他、必要と思われる情報の提供を行う。
4.一般号
一般号は、できるだけ幅広くPC技術を紹介していくことを目的として、会員からの投稿原稿を基本とする。また、会員の中で関心が集まりつつある特定テーマについては、小特集等として依頼原稿を入れることができる。
編集方針は、以下のとおりである。
- (1)特定のテーマに偏らず、できるだけ幅広いPC技術を紹介する。
- (2)最新のPC技術をできるだけやさしく説明する。
- (3)PC技術の適用範囲拡大について、将来への方向づけをする。
- (4)投稿原稿を積極的に集めることにより、新しいPC技術について会員の関心を呼び起こす。
- (5)その他、必要と思われる情報の提供を行う。
5.特別号
特別号は、特集号で取り扱うことが困難な大きなテーマについて、最新の情報を取りまとめて発行する。
編集方針は、以下のとおりである。
- (1)特定のテーマについて、最新の情報を取りまとめるとともに資料集として活用できるようにする。
- (2)テーマに関する最新の情報を、企業からも直接提供できるようにする。
- (3)内容によっては、企業から原稿の掲載料を徴収することができる。
- (4)その他、必要と思われる情報の提供を行う。
編集委員会メンバー
令和7年3月21日更新
会誌編集委員会委員名簿(五十音順)
役職 | 氏名 | 勤務先 |
---|---|---|
委員長 | 齊藤 成彦 | 山梨大学大学院 総合研究部 教授 |
幹事 | 横田 稔 | ド-ピ-建設工業 (株) 東京本社 技術部 東京技術グループ 課長 |
委員 | 東 洋輔 | オリエンタル白石 (株) 技術研究所 |
委員 | 天谷 公彦 | (株)日本ピーエス 事業推進本部 事業開発グループ |
委員 | 井田 達郎 | 首都高速道路(株) 保全・交通部 保全技術課 |
委員 | 井戸硲 勇樹 | (株)竹中工務店 技術研究所 建設基盤技術研究部 構造・施工法グループ |
委員 | 岩見 遼平 | (株)建研 東京支店 技術部 |
委員 | 内山 周太郎 | 極東鋼弦コンクリート振興(株) 技術部 課長 |
委員 | 笠原 玲 | 住友電気工業(株) PC技術部 東京技術グループ グループ長 |
委員 | 梶原 尚平 | (株)大林組 土木本部 生産技術本部 橋梁技術部技術第一課 |
委員 | 栗山 照雄 | 鹿島建設(株) 土木設計本部構造設計部 橋梁・インフラ更新グループ |
委員 | 古賀 裕久 | (国研) 土木研究所 先端材料資源研究センター(iMaRRC) |
委員 | 柴山 淳 | 岐阜大学 工学部社会基盤工学科 環境・防災デザインコース 准教授 |
委員 | 澁谷 旬要 | パシフィックコンサルタンツ(株) 交通基盤事業本部 鉄道部 橋梁構造室 室長代理 |
委員 | 東海林 瞬 | (株)錢高組 土木事業本部 技術部 |
委員 | 新庄 皓平 | 大成建設(株) 土木設計部 土木設計第4部 橋梁第1設計室 |
委員 | 鈴木 聡 | 川田建設(株) 技術本部技術部技術開発課 |
委員 | 薗田 紘一郎 | (株)エスイー 橋梁構造部 |
委員 | 高木 祐介 | (株)IHIインフラ建設 橋梁事業部 事業推進部 技術推進グループ |
委員 | 田中 豊 | (国研) 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所構造研究領域構造研究グループ |
委員 | 寺田 幸平 | (株)日本構造橋梁研究所 設計部2課 |
委員 | 畠山 繁忠 | (株) 富士ピー・エス 技術センターいわき研究所 |
委員 | 林 大祐 | 三井住友建設(株) 橋梁構造設計部 第四設計グループ |
委員 | 福地 啓太 | 黒沢建設(株) 技術設計部 |
委員 | 藤本 謙太郎 | ピーエス・コンストラクション(株) 東京土木支店 土木技術部 設計グループ |
委員 | 古屋 卓稔 | 清水建設(株) 土木技術本部 橋梁統括部 |
委員 | 箕浦 慎太郎 | (公財)鉄道総合技術研究所 鉄道力学研究部 軌道力学研究室 |
委員 | 盛田 慶 | (株)安部日鋼工業 鉄道事業本部 鉄道技術部 |
委員 | 山下 恭敬 | (株)高速道路総合技術研究所 道路研究部 橋梁研究室 研究員 |
委員 | 峯村 武夫 | (株)愛甲社 取締役会長 |
会誌編集に関するご意見・ご要望は
E-mail:hensyubu*jpci.or.jpまで
メールを送る場合は、*を@に変えて送信してください