第34回（福井）見学会

第34回プレストレストコンクリートの発展に関する
シンポジウム関連見学会のご案内

目　　的	国内のPC技術の起源と最新の北陸新幹線橋梁視察
日　　時	令和7年10月22日（水） 午前の部からの参加　10:30　敦賀駅東口集合 午後の部からの参加　13:05　福井駅東口集合 　　　　　　　　　　17:40　福井駅東口着　解散（予定）
費　　用	2,000円（当日，費用を集めます。）
募集人員	最大40名（バス1台：人数に達した時点で締切） ※最少催行人数10名
申込方法	こちらより申し込んで下さい。 QRコード　：
締　　切	9月19日（金）

参加者には後日，行程等の詳細について連絡させていただきます。

★視察場所

① 日本ピーエス 橋のミュージアム 見学時間：1時間

プレストレストコンクリート（以下，PC）の歴史，橋の主要材料，橋の作り方，PC技術の仕組みなどを展示。また，PC部材の強度や靭性，コンクリートの均し作業，非破壊検査による鉄筋探査の体験も可能。見学回廊からは，工場内における実際のPC製品の製作状況を見学可能。

② 北陸新幹線 第3南福井高架橋 見学時間：45分

発注者	西日本旅客鉄道株式会社
所在地	福井県福井市月見1丁目～花堂東1丁目
施工者	株式会社大林組
特　徴	RC造高層住宅分野に向けて開発された柱梁構造のプレキャスト（PCa）工法であるLRV工法をRCラーメン高架橋に応用。柱・梁部材に加え，柱と梁の接合部もPCa化し，従来の現場打ち高架橋に比べて約50％の工期短縮と狭隘なヤードでの施工を実現。

③ 九頭竜川橋梁・新九頭竜橋 見学時間：20分

発注者	(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構（鉄道橋） 福井県（道路橋）
所在地	福井県福井市中藤新保町～上野本町
施工者	鉄建・安部日鋼・清水組特定建設工事JV（鉄道橋） 株式会社日本ピーエス（道路橋）
特　徴	北陸新幹線「九頭竜川橋梁」ならびに福井県道「新九頭竜橋」は，一級河川九頭竜川を渡河する7径間連続PC箱桁橋。中央の北陸新幹線と両側の県道で下部工を共有する整備新幹線初の鉄道道路併用橋。下部工の共有により，建設費の大幅な削減，全体工程の短縮，河川環境への負荷の低減を実現。2023年度土木学会田中賞作品部門受賞。

④ 十郷橋 見学時間：30分

発注者	福井県
所在地	福井県坂井市坂井町
施工者	敦賀ピー・エス・コンクリート（現日本ピーエス）
特　徴	昭和28年（1953年）建造された日本初のポストテンション方式PC道路橋。橋長7.850m，有効幅員7.200m，主ケーブルおよび横締めケーブルには12φ5を使用。2013年に詳細な調査を実施し，劣化の進行は認められず，非常に健全な状態であることを確認。同年，土木学会選奨土木遺産に認定。

★行程一覧表

※午前の部にご参加の皆様は，橋梁ミュージアム見学後，ご自身で福井駅までご移動をお願いいたします。移動にかかる運賃は各自ご負担ください。北陸新幹線のご利用が便利です。以下のいずれかの列車をご検討ください。
・つるぎ18号: 敦賀駅 12時17分発，福井駅 12時34分着
・つるぎ20号: 敦賀駅 12時42分発，福井駅 13時02分着